2021年9月14日火曜日

ドイツのニュースまとめ Nr.23

 FA 

・「ハンガリーとスロバキアはフランシスコ教皇を理解できるだろうか。」

 →今週の日曜日、教皇フランシスコはハンガリーとスロバキアへの4日間の訪問を開始します。多くのカトリック教徒は人 見知りであり、彼にとって簡単な旅行とはならないでしょう。 ・「アフガニスタン戦争絨毯:絨毯となったカラシニコフ」

 →アフガニスタン絨毯は9.11以来崩壊するツインタワーも描いています。こ絨毯は子供が描いたようです。しかし、そこ に描かれているものを見るといっそう気がかりです。2機の飛行機がツインタワーに突っ込んでいます。 

SZ 

・「あちら側の3人(連邦議会選挙)」 

→東独ではできますか?ベアボック、ショルツ、ラシェットは最近頻繁に自問しなければなりませんでした。もう新しい とは言えない新連邦州(旧東独)の市場で彼らがどのように挑むのか。そしてこの異文化間選挙キャンペーンにはどのよ うな落とし穴が潜んでいますか。

 ・「ゼーダー氏の温情はなかなか来ない」 

→これまでのところCSUはCDU首相候補のラシェット氏の本格的な援助にはなかなか踏みきれない。これはUnionへの損害を もたらしており、ニュルンベルクでの政党記念日でも排除できなかった。

WELT 

・「ドイツはどうやってヨーロッパの主導権を獲得したか。」

 →メルケル首相の16年間はドイツをどのように変えたか?シリーズ「メルケル共和国」ではWELTが時代の遺産を明らかにす る。メルケルが危機の中でヨーロッパの安定化に決定的な役割を果たした方法について。 

・「ポーランドの大統領はメルケル首相への敬意を拒んだ」

 →メルケル首相の最後の遊説で、アンジェイ・ドゥダ大統領はメルケル首相と会うための時間がないとした。それはあま りに信じ難いことである。16年の任期の終わりの侮辱の物語。 

ZEIT 

・「再び中断する」 

→9月11日の同時多発テロの式典は感動的ですが、学んだこともあります。アメリカは、失われつつある記憶の共通点を探し ています。 

・「SPD書記長はラシェット氏の発言を批判」 

→ラシェットはCSUの党大会の演説でSPDを攻撃した。「戦後の歴史においてなされたすべての決定において、社会民主党は 常に間違った側にいた」と述べた。SPDはこれを「汚いキャンペーン」であり、「敬意を欠く」とした。 

【ピックアップ記事】 

「接種者と回復者、ミュンスターでのパーティーのあとコロナに感染」 (RP Online 2021.9.10.) 

・9月3日、ノルトライン=ヴェストファーレン州のミュンスター市のクラブで2G(接種者・回復者だけが入店可 能)ルールの下、パーティーが開催されました。ワクチン非接種者は閉め出された。入場が許可されたのはワクチ ン接種済者とコロナからの回復者だけでした。これまでに、パーティーに出席した20代半ばのうち少なくとも 26人が陽性反応を示しました。今後さらなる陽性者が予想されます。いずれも症状は軽い。 

・パーティーは厳しい2Gルールで行われました。「すべての客は、自身の報告によるとワクチン接種者または回 復者であった」と伝えている。感染者は、軽い症状から、またはスマートフォンのコロナ警告アプリからのメッ セージを通じて感染に気づきました。

・ワクチン接種は深刻な病気から保護しますが、感染を排除することはできません、と危機チームリーダーのヴォ ルフガング・ホイアーは強調しました。「現在のパンデミックは、ワクチン接種の非常に重要なことをもう一度確 認しています・・・。」 

→多くの市民は、ワクチンがあなたを予防するという論駁された主張をまだ展開しているが、この恥ずかしい出来 事への反応は、崩壊したワクチン接種キャンペーンをめぐる、メディアと政治の無力さを再び示しています。 (Report24) 

→「現在の状況においても、主流メディアは、例えば「回復者」だけの存在を強調することによって、ダメージを 抑えようとしています。結局のところ、回復者は接種者よりもはるかに感染予防されることが証明されていますが、 このことはもちろん言及されていません:回復者とはワクチン接種していない人のことであり、ワクチン接種して いない人は誰でも可能な限り最高のスケープゴートになることが分かります。」(Report24からの引用) 

→日本でもワクチンパスポートの導入が進んでいるようだが、これは絶対に阻止しなければならない。今、Yahoo の関連記事を見たが、これに賛成する声は少ない。誰もが差別につながることを危惧している。 

→もう一度、原点に戻っていただきたいが、厚生労働省のHPにはワクチンの接種は自己の判断であり、誰にも強 制されるものではない、ことが明示されている。ということは、接種を煽るマスコミ、政治家が間違っているので ある。(私は自由意志による自主判断を主張している) 

→接種者も非接種者もともに良かれと思って決断をしている。他者の決断を尊重する方が日本人的でよいのでは ないか。ワクチン・パスポートを導入することは国が差別を作ることになる。

 →ドイツでは非接種者は「変わり者」扱いされ、大手メディアですら彼らを「歪んだ思考の持ち主Querdenker」 という言葉を用い、差別している。そして、飲食店や施設には入場できない。日本との感染状況の深刻度は違う ことに留意しなければならないが、これは明らかな差別と人権侵害である。

 →非接種者を社会から締め出しているヨーロッパではこれに反発するデモが連日起こっている。社会から人を締 め出すと、生きるために犯罪に走る者もいるだろう。将来的に大きな禍根を残すことは間違いない。 

→さらに、今回の記事のように、接種者も普通にコロナの陽性反応を示し、感染する。ワクチン・パスポートの ような制度を導入すれば、誰もが感染をひた隠し、却って感染を拡大してしまうのではないだろうか。

 →そうではなく、誰もが感染の兆候が見えたら、隠すことなく直ちに受診できる社会を構築しなければならない。

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